息をすることは、霊の作用ということか?

息をすることは、霊の作用ということか?

息をすることは、霊の作用ということか?

神が人を造り、「命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった」という部分にしても、その「息」というのは、ヘブライ語では「ルーアハ」といいます。

実は、この「ルーアハ」という言葉は、「息」という意味であると同時に、また「霊」(それに「風」)という意味をも併せ持っているのです。創世記(1:2)の「神の霊が水のおもてを覆っていた・・・」という箇所に見られる「神の霊」にも、この「ルーアハ」という言葉が使われているのです。

すなわち、「命の息」とは、「神の霊」としての意味合いもあるのでしょう。だから、人は「神の霊」が吹き込まれて、はじめて生きた者となるのかもしれません。

また、これは、「息をすること、それは生きること」、つまり両者が同義であることを、この「ルーアハ」という言葉が示しているかのようです。日本語でも「ルーアハ」同様、「息」と「生きる」は、ともに同じ音(いき)に通じています。

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