「目からウロコ」は、イエスの奇跡的なヒーリングによるもの

「目からウロコ」は、イエスの奇跡的なヒーリングによるもの

「目からウロコ」は、イエスの奇跡的なヒーリングによるもの

以上、ヘブライ文字のちょっとした知識が、聖書に出てくる人物や地名の名前や、あるいは出来事の本質的な意味を知るうえで、大変役に立つという話をしてきました。まさに、「目からウロコ」の聖書雑学ということです。

ところで、この「目からウロコが落ちる」というのは、あることをキッカケにして、それまでは不明だったり不案内だったりしたモノゴトが、急にわかるようになることを表現したものです。

実は、この「目からウロコ」という言葉自体、新約聖書の「使徒行伝」(9章18節)から出たものだったのです。簡単に言うと、イエス・キリストがサウロという盲人の目を奇跡的に開かせた際の、エピソードなのです。その部分とは以下のとおり。

「するとたちどころに、サウロの目から、うろこのようなものが落ちて、元どおり見えるようになった」(「使徒行伝」9章18節〜)

サウロという人は、それまではイエスや弟子たちに迫害を加え、イエスの教えを弾圧する側にいたのですが、この奇跡の癒しのあと、自らの行いを改め、またイエスの教えを自らも伝道するようになったのです。(その後は、名をパウロと名乗りました)

まさに、「目からウロコが落ちた」という、そのままの話だったのです。

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