「平安の都」「春の丘」「パンの家」とは?
「平安の都」「春の丘」「パンの家」とは?
イスラエルの首都「エルサレム」は、原語では「イェル・シャーライム」と発音し、意味は「平和の基礎」、あるいは「平和の都」(つまり、「平安京」と似たようなネーミング)となります。
つまり、この単語は、「イェル」と「シャーライム」という2つの語から成っているのです。「イェル」は、「基礎」とか「都市」「国」の意味で使われています。
そして、「シャーライム」のほうは、ヘブライ語の挨拶言葉でもある、あの「シャローム!」(平安でありますように)からもわかるように、「平和」という意味なのです。
イスラエルにある地中海に面した町「テルアビブ」(テル・アヴィヴ)は、「テル」(丘)と「アヴィヴ」(春)から成っていますので、意味としては「春の丘」ということになります。
また、イエス・キリストが誕生した地としても有名な「ベツレヘム」(ベート・レヘム)は、「ベート」(家)と「レヘム」(パン)から成っていることから、これで「パンの家」という意味であることがわかります。