ユダヤの「民族の父」という名前

ユダヤの「民族の父」という名前

ユダヤの「民族の父」という名前

このように、ヘブライ語とその文字のちょっとした知識があるだけで、聖書をより深く知ることにもつながるのです。私はクリスチャンではありませんが、クリスチャンの方であれば、是非とも簡単な聖書ヘブライ語の知識くらいは身に付けられることをお奨めするしだいです。

とくに、聖書の中に出てくる有名な人物の名前には注目してほしいところです。 なかでも、ユダヤ(イスラエル)民族の祖である、あの「アブラハム」の名は、それこそ、「多くの者の父」(民族の祖)という意味があるのです。「アブ」は「父」で、「ラハム」は「多くの者の」という意味なのです。

創世記の17章3節からは、そのことを示す文章が書かれています。アブラムは、ひれ伏した。神はまた彼に言われた、『わたしはあなたと契約を結ぶ。あなたは多くの国民の父となるであろう。あなたの名は、もはやアブラムと言われず、あなたの名はアブラハムと呼ばれるであろう。わたしはあなたを多くの国民の父とするからである・・・」(創世記17:3〜5)

このように、「アブラハム」という名前の意味がわかれば、「多くの国民の父とするから、アブラハムと呼ばれるだろう」と書かれていることにもガッテンがいくのです。

ちなみに、アブシャロムという名前は「父は平和」、アブネルでは「わが父は光」という意味となります。では、「アブラカダブラ」は? それはなんともわかりませんが・・・。

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