目からウロコの聖書ヘブライ語・ミニ講座

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聖書ヘブライ語・ミニ講座

目からウロコの聖書ヘブライ語・ミニ講座!ちょっとした聖書トリビアにもなる、聖書に登場する人名や地名に関する言葉のウンチク集。

「人」と「土」との関係とは?

聖書ヘブライ語

ユダヤの神話の中で、神ははじめに、ひとりの人を創造し、彼をエデンの園に住まわせます。この人というのが、あのアダムのことです。

実は、この「アダム」という言葉は、ヘブライ語でそのまま「人」という意味なのです。正確には「アーダーム」のように発音されています。

人の創造の場面は、次のように描かれています。「主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった」とあります。(創世記2:7)

面白いことに、「土」のことをヘブライ語では、「アダーマー」といいます。つまり、土のちり(アダーマー)から造られたので、人は「アダム」(アーダーム)と呼ばれるようになったと理解できるわけです。

このように、有名な神話の中の物語も、ちょっとしたヘブライ語の知識があることで、それをさらによく理解することができるのです。

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